臆病者。

平気なフリしてたけど、本当は嫌だった。
やだよって、やめてよって
言いたかったけど
それを言ってしまったら、
私のモットーが崩れてしまうから
貴方にとっての私の印象が
変わってしまうことが怖かったから
貴方に迷惑をかけたくなかったから
言えなかった。

液晶画面をただ呆然とながめてた。
いろいろ考えちゃって、
固まって動けなくなってた。

だけど、
そんなときに通知がきた。

画面には貴方からのメッセージ。

それは私が1ミリたりとも予想していなかったことで、
私がどれだけ嬉しかったか
貴方はわからないでしょう?

本当に、本当に嬉しかった。
どうしようもなかった。

でも、嬉しい反面
自分は何をしているんだろうと
途轍もない罪悪感に苛まれている。

ただ、これだけは信じてほしい。

私は貴方のことを考えているの。
貴方以外には何も感じない。

本当です。
嘘偽りのない、私の気持ち。

written by iHatenaSync