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初めて逃げた気がする

どうしても目の前にしたくないと思った

元々好きだったからこそ
あまりにも苦しすぎた

貴女に「Beeは大丈夫だから」って言われる度に
自分がどんどん情けなくなって
涙が堪えられなかった

全然大丈夫じゃなかったから

皆の期待もプレッシャーでしかなかった

どうして私なんかに期待するのって思った

みんな私のことなんか「どうせ無理でしょ(笑)」ぐらいに思ってくれた方がよっぽど気が楽だった

「ここまで来て諦めないで」
「どうしたの珍しいね」
「Beeなら出来るから私の分まで頑張って」

全部励ましやら本音やら
何一つ嫌味はないのに
どれも私にとっては辛すぎた

貴方に嘘をつかなきゃ
自分の体裁も守れない状況も辛かった

胸を張って本当のことを言いたかった
貴方にはただひたすら申し訳なかった

それでも逃げずに食らいついた私の一週間は
貴女が言うように無駄ではなかったと言えると思う

私を甘やかさないでくれてありがとう
引き止めてくれてありがとう

私は頑張った
私は諦めなかった

心から言えます